2010-08-01から1ヶ月間の記事一覧

ビープ音を利用する。

スクリプト終了時にビープ音が鳴ると便利、ということもある。 ターミナル・エミュレータ依存かもしれないが、 Mac のターミナル環境下では以下のようにするとビープ音を 3 回ならす。 import sys for i in range(3): sys.stdout.write('\a') sys.stdout.flu…

先輩方と San Francisco に行ってきました。

先週までは日本主導の次期 X 線衛星の会議。 来週からはアメリカ主導のガンマ線衛星の会議。 そんなわけで、今週末は先輩の研究員の方々が Palo Alto 周辺に滞在中。 日曜日は、二人の先輩と San Francisco に行ってきました。 僕が案内、というより、先輩お…

座標軸を指定して凝った図を ROOT で描く (python)

いささか邪道ですが、ROOT で強引に複数の図を隙間を小さくして並べてみた。 ROOT は解析には強いですが描画は少し面倒で、あまり美しい記法にはなっていませんが、 まずは見られないというほどの図でもないでしょう。 結果の図から書いてみると。 これに相…

歴戦の猛者の先生方。

会議の初日、大先生お二人と先輩研究員お二人とご一緒して、 Stanford University 隣のステーキハウス Sundance the Steakhouse に行ってきました。 Petit Size, Standard Size より大きい House Size のステーキを Medium で注文。 ここのお肉をいただいて…

ROOT の Tree に新しい Branchを加える (python)

ROOT の Tree に新しい Branch を加える場合の python での記法。 あらかじめ断っておくと、この書き方はあまり正しくありません。 やっつけで書いて動くのでメモ。後で少し修正が必要です。 ここでは、「Python で ROOT の tree に書き込む/読み込む」のエ…

次期衛星のサイエンス会議が開かれる

SLAC で次期 X 線天文衛星の会議が開かれてます。 偉い先生方がいっぱい。

コマンドラインのオプション解析 (python)

コマンドラインの解析ライブラリ optparse の使い方 & テンプレートをメモしておきます。 こっちに来てから教えてもらいました。以前は perl で鈍くさく書いていたので便利です。 まず実例。script.py の中身を #!/usr/bin/env python from optparse import …

San Francisco 国際空港から Stanford へのアクセス

San Francisco 国際空港から Stanford University & SLAC のある Palo Alto への行き方。 自分用のメモ。 1. 乗り合いタクシー空港の出口に乗り合いタクシーの待ち合わせ場所があります。 通常のタクシーとちょっと見分けにくいですが、大きなバンがたくさん…

Python で物理次元を使う

Python の便利なところはインタプリタ言語として、電卓代わりの使い方もできるところ。 そうすると、物理次元(単位)の計算もできると便利と思うのが自然な流れ。 そこで、値の大きさ、次元、場合によっては精度(不定性)を取り扱うために quantities というラ…

KIPAC Picnic ~!!

8月20日は KIPAC Picnic でした! 結論から言うと、めっちゃ楽しかった。 4:30 PM に Mitchell Park 集合で、お酒や食事を楽しみながら、スポーツをする感じ。 この季節は日が沈むのも 8 時くらいなので、ゆっくり楽しむことができます。 今まで研究所で顔は…

やみくもに学会発表しないための心得

うまい発表、下手な発表というのはある。最後の最後は、発表者の個性が出てくるが、ある段階までは「原理」「原則」を守っていれば、それなりの発表になると信じている。 ちょうど日本は秋の学会シーズンが近づいてきているようだ。博士課程までに指導教官や…

Mission Peak にピクニック

しばらく前の話。 Stanford にいる日本人の教授(昔東大の TUSAC にいた方)と奥様、 SLAC に滞在中の同期の 4 人で、山登り、というよりハイキングに行ってきた。 サンフランシスコの内湾を挟んで反対側、Mission Peak。 下から見上げた感じは禿げ山。標高は …

ROOT での Spline 補完 (python 記述)

ROOT を使ったデータの Spline 補間についてのメモ。 ここでは、3 次の spline 補間 TSpline3 を試している。 Class と付随するメソッドについては元ソース参照*1, *2,*3。 Spline 補間の数学的基礎も参考にしてください*4。 3 次の Spline 補間 (TSpline3) …

SLAC の X 線自由電子レーザー LCLS の Celebration

今週の月曜、SLAC 国立加速器研究所の中庭はひとでゴッタ返していた。 SLAC に建設中だった X 線自由電子レーザーの完成記念である。 自分の専門は宇宙物理の観測なんだけれど、 実験室宇宙物理の視点などから、X 線自由電子レーザーにはたいへん興味を抱い…

ROOT で凡例をつける。

ROOT の Graph で凡例をつける Legend の方法を python でメモ。 leg = ROOT.TLegend(0.6,0.6,0.75,0.78,"Legen Exampled","NDC"); leg.AddEntry(graph0, "Data","lp") leg.AddEntry(graph2, "Red Line","l") leg.AddEntry(graph3, "Green Line","l") leg.Se…

チャイナタウンと日本人街@サンフランシスコ

物理学科で1年後輩、今はバークレーで太陽 X 線観測の研究をやっている I 氏と サンフランシスコでランチしてきました。彼は、博士論文を書きながら量子力学の マンガ(萌え系?)を書いて出版予定という強者です。 Powell Station で合流。 Palo Alto を 10:…

ROOT のフィット結果をもとに n-sigma contour を描く(python)

元のソースコードは ROOT の tutorial に載ってますが*1、 ROOT のフィット結果をもとに n-σ の countour を描く方法を python で写経する。 Minuit では Function value (chi-square value など)がある値 UP になる範囲をもって パラメータの誤差を定義する…

アメリカの天文学と宇宙物理の長期計画

天文学と宇宙物理にわたるアメリカの長期計画をまとめた、 "New Worlds, New Horizons in Astronomy and Astrophysics" が出版された。ウェブサイト*1から無料ダウンロードできるが、Astro2010 のプレゼン用スライド *2にまとまっている。これは、KIPAC Tea …

ROOT で誤差領域を網掛けで示す方法

計算値や実験データを示す際に、誤差を誤差棒ではなく網掛け範囲で示したい場合が稀にある。 ROOT + Python でこれを行う場合のメモ。最後の shade 以下の箇所が対応する網掛けの方法*1。 通常の TGraph で外周を指定した後、SetFillStyle で内部を埋めてい…

渡米、そして再びのキャンパスライフ

渡米して西海岸に到着して、はや三ヶ月が過ぎました。 生活も落ち着いてきたので、こっそりブログを立ち上げてみることにしました。 たまに、ゆるゆる生活のことや研究のことをこっそりつぶやいてみます。 Hatena::Diary には結構前からアカウントを作ってい…

Python で ROOT の tree に書き込む/読み込む

西海岸の研究者の人は、観測データの解析に Python を使うことが多いです。 とっても忘れやすい自分のために、よく使う Python のコードをメモしておきます。 (他にもいろいろな書き方があります。もっと綺麗に書く方法など、ご教授ください) Python を使っ…

「歴史のゆりかご」 モントレー。

夏の土曜、バークレーで宇宙理論を研究している同期の S 氏と、 "歴史のゆりかご"とも言われるモントレー(Monterey)を訪ねてみた。 モントレーは、スタインベックの小説やフォレストガンプでも舞台になった サンフランシスコ(SF)南方 200 km の港町だ。 毎日…